2016年大河は「真田丸」！真田幸村の人生とは？主演は誰？三谷幸喜キャストなら唐沢寿明・役所広司は出るか？

【2016年大河は「真田丸」！待ってました幸村！】

再来年の大河ドラマが真田幸村主人公の「真田丸」に決定しました！
しかも脚本はあの三谷幸喜！これは面白くならないわけがない！
三谷幸喜で歴史ものというと「清州会議」が思い出されますね。
コメディだけでなく、歴史モノもいけるのは証明済みというわけです。


さてさて、話を戻して「真田幸村」について。
この人を紹介するに当たっては、まず史実と創作を切り離すところから始めるべきでしょう。


【創作された幸村。フィクションだらけ】


えー、第一に「幸村」という名前は本人使ってませんでした。
（正確には自称した確かな史料がない）


なのでアダ名みたいな別称です。
本名は「真田 信繁（さなだ のぶしげ）」ですね。幼名は「弁丸」など。


あと、猿飛佐助、霧隠才蔵などでお馴染み「真田十勇士」もフィクションです。
大河には出てこないでしょう。それはそれで好きですけれどねー。


とにかく幸村さんは戦果上げまくったどえらい武将さんだったので
民衆がファンになって創作活動されまくっちゃったんですね。


戦国・江戸時代といえどもそこは日本人。ミーハーです。
これだけ当時の一般庶民に知れ渡った武将も珍しいですが。


また、某ゲームの影響で武田晴信（信玄）に仕えた、みたいな印象を持たれつつありますが
これも、ほぼほぼ無関係。


幸村が生まれた時には、信玄わりとおじいちゃんです。
お父さんの真田昌幸は武田家の足軽大将でしたよ。


【本物の略歴】


ここから、ざっくりですが本当の経歴をご紹介。


まず武田家が滅びます。→真田は上杉に頼って自立。
ここで幸村（子ども時代）は上杉側に人質として渡ります。


お父さん昌幸は今度は豊臣秀吉を頼って自立。
このとき幸村さんは人質として大阪へ。


なんという人質人生。


関ヶ原の合戦ではお父さんと一緒に石田光成側（負ける）に加勢。
負けたけどなんとか切腹はなしで済みました。そのかわり紀伊国（和歌山あたり）に流されます。


その後、大坂冬の陣にあたっては豊臣側に加勢。
幸村の率いた軍は、鎧を赤で統一していました（有名な「真田の赤備え」ですね）


ここで秀吉は大坂城に籠城するわけですがここで幸村が
大坂城の唯一の弱点であったとされる三の丸南側、玉造口外に作ったのが・・・・・


そう「真田丸」（出城）なんです！


徳川勢はこの「真田丸」作戦に大ダメージを受けて撤退。
ここで幸村がちょっと有名になるわけです（真田丸の戦い）


時は流れて大坂夏の陣。
幸村は、負け色濃厚な戦において突撃し、縦横無尽に暴れまわりました。


しかし、最終的には数の暴力で戦には敗北。
幸村は味方を看病していた時に襲われ「わしの首を手柄にされよ」といって打ち取られました。


享年４９歳。


いやー、改めて振り返ると実に英雄的な人生ですね。
「忠義」を通すために負け戦にも参加する、裏切りの誘いは断る。バリバリ強い・頭いい。


と、これはイケメンですわ・・・。
大河ドラマではいったい誰が演じるのか！？


三谷作品と考えると、唐沢寿明、松本幸四郎、役所広司、西村雅彦あたりは
どこかに登場しそうですよね。楽しみです。


２０１６年大河ドラマ「真田丸」。続報に注目です！