京都ハバネロ篠ソース!篠ファームの激辛唐辛子【ガイアの夜明け】 [グルメ・スイーツ]
【外来野菜で地方再生!】
こんにちは、若竹です。
10月14日の「ガイアの夜明け」は地方再生に注目した特集。
関西のある企業では外来種の野菜と限界集落を結び付け、地方再生を図っています。
今回はその取り組みについて調査してみました。
【京都亀岡「篠ファーム」】
京都・亀岡にある有限会社「篠ファーム」
社長の高田実さんはユニークなアイディアで日本の農家の地位向上を目指すとともに
限界集落問題の緩和事業も手掛けている人物です。
「篠ファーム」は国内にはない新しい野菜(外来種)を「京の新野菜」としてプロデュース。
他にはない野菜に「新しい京野菜」というブランドをつけ差別化しました。
このビジネスモデルをコンテストに提出したところ
「京都の活性化につながる」として京都商工会議所から認定され注目を浴びました。
「篠ファーム」では契約農家でできた作物を出来高制で残さず買い取ります。
これによって農家側は豊作貧乏にならず、きちんと報酬を得られるようになりました。
そして「篠ファーム」では買い取った野菜をブランディングして販売。
「売り方ひとつで需要は生まれる」その道のプロ高田実さんのアイディアによって作物はきちんと売れ、
結果的に農家の地位向上に寄与しています。
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【京ハバネロ 篠ソース】
そんな「篠ファーム」の代表的商品が超激辛唐辛子「ハバネロ」
本来メキシコ産の野菜です。
↑京都府産「ハバネロ」。響きも新鮮ですが、輸入物と違って野菜そのものの鮮度も抜群です!
篠ファームでは国内で初めてハバネロの本格栽培に乗り出しました。
普通に考えれば日本の食事にはあまりにも辛すぎてマッチしない「ハバネロ」
「篠ファーム」ではこれを加工品にすることでお客の心をつかみました。
お菓子屋とコラボした「ハバネロフィナンシェ」や
篠ファームの代表的商品であるハバネロソース「京ハバネロ 篠ソース」は今や人気商品です。
↑京都産ハバネロのみでつくられた「篠ソース」(100ml:410円)
化学調味料や合成保存料、合成着色料などの添加物は不使用。
「篠ソース」は他の辛味系調味料にはない独特の辛味がクセになる味です。
料理との親和性も計算されていて、幅広いメニューに合うのも魅力!
例:パスタ、ピザ、カレー、焼きそば、炒飯、焼きそば、ラーメン、餃子など。
また他の調味料とミックスして使っても新しい美味しさを発見できます。
他にも篠ファームでは
「ハバネロ醤油」「ハバネロうま辛辣油」「ハバネロうま辛飴」「ハバネロうま辛カレー」
などのハバネロ商品も展開中。
いずれも公式HPから通販可能です。
【ふるさと野菜おすそ分け】
この外来種の唐辛子「ハバネロ」をつくっているのは限界集落の人々。
篠ファームでは全国に1万ヶ所以上ある「限界集落」の活性化にも取り組んでいます。
※限界集落=過疎化により65歳以上の方が半数以上となり社会的な活動が困難な集落
そして、篠ファームの限界集落緩和事業として特筆すべきは「ふるさと野菜おすそ分け」というサービス。
もともと家庭用に少量の野菜を育てていた限界集落の高齢者がつくった野菜を
都市部の会員に宅配するというシステム。
中身は指定できず、カタチがいびつなものも含まれますが
旬の自家栽培野菜と生産者からの手紙が段ボールには詰まっています。
まるで田舎からの仕送りのような感じですね。
限界集落の高齢者もこの「仕送り」のために元気を出して野菜作りに励むようになったと言います。
また、野菜の「仕送り」によって生産者と会員の間に交流も生まれているそうです。
(ふるさと野菜おすそ分けは篠ファームHPから申し込み可能)
【まとめ】
外来種の野菜を「新・京野菜」としてプロデュース。
なかなか面白いことを考えますね。
私は辛い物好きなので「京ハバネロ 篠ソース」結構気になります。
いつもパスタとかにドバっとタバスコかけたりするんですがまた風味が違うんでしょうね。
そして面白いといえば「ふるさと野菜おすそ分け」
純粋に購入者として見たときにも「田舎のお年寄りがつくった野菜ランダム詰め合わせ」
って魅力的に思えます。
それがひいては社会貢献につながっていくというのは本当によくできたシステムですね。
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