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アレルギー原因食物を食べる治療法!?経口免疫療法の方法・危険性は? [美容・健康・ダイエット]

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【アレルギー食物をあえて食べる治療法とは!?】


こんにちは、若竹です。
6月26日の「あのニュースで得する人損する人」のテーマは「食物アレルギー」


なんでも現在、食物アレルギーを持つ子どもは全国に約45万人存在し、
ここ10年で12万人も増加しているんだとか!


番組ではなんと「アレルギーの原因となる食べ物をあえて食べる治療法(!)」
に密着取材したそうです。


ショック療法みたいな治療法ですね!危なくはないんでしょうか?
気になりますね。あえて食べる治療法:経口免疫療法について調べてみましょう。
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【経口免疫療法とは?】


従来の考えでは、アレルギーがある場合はなにがなんでもその食物を食べない!
というのが対処方法でした(というかそれしかないと私も思ってました)


なにせ、アレルギーとは恐ろしいもので、最悪死に至るケースもあるのですから、
そうせざるを得ないと考えるのが自然です。


これに対して最近注目されている「経口免疫療法」
アレルギー食物をあえて段階的に食べていくことで耐性を獲得しようという考え方。


要はインフルエンザの予防接種みたいな感じでしょうか。


経口免疫療法の考え方(「あれ、食べてると治るんじゃない?」
は意外と古くからあったようですが、かつては技術が足らず治療中の死亡例もあり、
影をひそめていました。90年代のことです。


それが近年の技術進歩により、今改めて見直されるようになってきています。

【経口免疫療法の方法は?】


経口免疫療法の方法は簡単にいえば、

症状が出ない程度(少量)の摂取から始め、段階的に食べる量を増やし、
最終的には耐性を獲得してアレルギー食物を食べられるようにするという仕組み。


これに成功すれば、最終的には普通の人と同じようにアレルギー食物(卵や牛乳など)
を食べれるようになります。


ただし、経口免疫療法はまだまだ国内でも最新技術
先進的な病院で研究されている段階で、確立された手順があるわけではありません。


また、最終的に「耐性の獲得」まで必ず到達するわけでもなく、
個人によっては「ちょっとは食べられるようになった」どまりという結果も。


ちなみに経口免疫療法に要する期間は施設によってさまざまです。
短期間で治療する「急速法」長い期間をかけて治療する「緩徐法」
に大別されます。入院を要する場合も。

※ゆっくりやった方が楽で安全というわけでもない。

【結局どういうことなの?】


今までは幼少期を除き、アレルギーの耐性が自然につくことはないとされてきました。
それが、可能性として「アレルギー治るかも!」という方法が見つかったこと自体は
嬉しい話です。


ただし、経口免疫療法はアレルギー患者の心身の負担が大きい(辛い)治療法でもあります。
そのため、経口免疫療法を受けるかどうかは慎重に判断しないといけません。


もちろん、お医者さんの意見を仰ぐことは絶対です!
当然ですが、個人で実施していいものではありません。


もうちょっと技術が進化するのを待つという選択肢もあります。


なお、もうちょっと詳しく知りたい場合は
このサイトが詳しく解説していているのでよろしければどうぞ
(↑HPにリンク貼ってます)

【まとめ】


以上は、重度のアレルギーを持つお子様のご両親へ、
という想定で書いてみました。


全然さわりの部分、ガイドライン的にしか書いていないので
興味のある方はお医者様に聞いてみてください。


でも、卵とか小麦とかの重度のアレルギーは人生単位で不利、というか
ハンデなんですよね。


もし、自分の子どもがそうだとしたら「経口免疫療法」はかなり魅力的に感じるでしょう。
ただ、繰り返しになりますがまだ研究途中の療法ですし、個人差もありますので


まずはお医者さんに相談!というのが結論です。


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