元宝塚安奈淳を襲った膠原病・全身性エリテマトーデスの症状や治療は？

【元宝塚スター安奈淳が難病に！？】

こんにちは、若竹です。
8月1日の「爆報！THEフライデー」は「病と闘う芸能人」を特集！


中でも注目は元宝塚トップスター・安奈淳さんが患った難病
膠原病の一種である「全身性エリテマトーデス」


なんと安奈淳さんはこの病と14年間闘い、
死の確立95％の危機にまで陥ったこともあるんだそうです。


若年層の女性に多く発症するという厚生労働省指定の難病
膠原病・「全身性エリテマトーデス」とはどんな病気なのでしょうか？
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【膠原病（こうげんびょう）とは？】

膠原病とは全身の臓器に炎症が起こり、機能障害をもたらす一連の疾患群の総称。


・リウマチ性疾患（関節や筋肉に痛みやこわばり）
・自己免疫疾患（免疫に異常）
・結合組織疾患（細胞間の結合組織に異常）

の3つの疾病が重なったところにある病気と言われています。
（ざっくりいえば、上記3つが併発する、という感じ）


症状としては発熱・皮疹・倦怠感・関節痛・関節炎・筋肉痛などなど。


原因や病態についてはまだ解明されていない部分の大きい病気ですが、
女性に多く発症するのが特徴です。


治療方法としては副腎皮質ステロイドを中心とする免疫抑制剤（ステロイド薬）
が有効であることが分かっています。


ざっくり要約：膠原病とは？

原因がよくわからない「筋肉・関節、免疫異常、細胞異常」に属する病気の総称。
女性がかかりやすい。治療方法はある。最悪、死に至るケースもある。

【全身性エリテマトーデスとは？】

全身性エリテマトーデスは関節リウマチ等と並ぶ古典的膠原病の一つで、
全身の臓器に原因不明の炎症が起こる「自己免疫疾患」の一種です。


この病気は膠原病のなかでも特に（圧倒的に）女性に多く見られる病気で
罹患者の半数が20から30歳代という若い年齢で発病します。
（男女比でいえば男：１に対して女：１０）


症状としては発熱・関節の痛みなどもありますがメインは全身に現れる「炎症」


特に日光のあたりやすい皮膚に紅斑（赤い斑点）が現れ、
「蝶形紅斑」と呼ばれる顔面の鼻から頬にかけて、蝶が羽を広げたような紅斑が
できることでも知られています。


原因はいまだ不明。
環境的な要因と環境的な要因が関係していると考えられています。


かつては5年以内死亡率の極めて高い難病でした。


しかし現在ではステロイド薬の登場により、
90％以上の患者が比較的安定した状態で10年生存できるようになっています。


また、発症確率も「1万人に1人程度」と言われているので
過度に心配することはないでしょう。


ざっくり要約：全身性エリテマトーデスとは？

原因はわからないけれど抗体異常によって免疫系がダウン。
全身の臓器に炎症が起こる。若い女性に多い。
慢性的な病気で個人差も大きくかかわるものの、治療確率は高い。
顔の皮膚にどえらい炎症ができてしまうことも。

【まとめ】

元宝塚トップスター安奈淳さんが全身性エリテマトーデス（SLEとも）
に罹患したのは2000年のこと。


以降14年間闘病を続けながら舞台やコンサートで活躍されてきました。
2012年には第33回松尾芸能賞・優秀賞も受賞されています。


番組ではその14年間に及ぶ闘病生活の裏側が明かされるようです。

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コメント 1

とても難しい病気なんですね
これからも、ずっとずっと生きて下さいね
by 佐藤 (2014-11-27 17:26)